事務局です。

技能実習生の採用試験は、一体どのように行われるのでしょうか?

本日は、実習生採用の流れをお伝えいたします。

企業様が、技能実習制度の活用を決め、組合に加入していただきますと、その次は現地(ベトナム)で候補者の採用試験を行います。

ベトナムへは、企業の採用担当者様に組合担当者が同行いたします。

採用は2日間日程で行われ、平均1企業様3~4名の採用枠に対して、候補者が8~10名程度集まります。

 

1日目朝、ベトナムの送り出し機関に登録している技能実習生候補者(応募者)が、現地の試験会場に集まります。

候補者の履歴書等情報は、試験の数日前に事前に企業様お渡ししております。

 

午前中は、筆記試験(数学)を行います。

企業様のご希望で、簡単な実技試験を行う場合もあります。

 

筆記試験が終わりましたら、次は候補者との個人面接があります。

面接は1名15~30分程度で、通訳も同席しています。

全員の面接が終わりましたら、筆記・面接結果を考慮して選考していただき、その日のうちに採用を決めていただきます。

 

2日目は、企業様と実習生の間で雇用契約を締結していただきます。

この際も、間違いのないよう、通訳を同席させ、実習生には両親も同伴します。

雇用条件書・雇用契約書は採用試験の数週間前に、組合と打合せのうえ企業様に作成していただきます。

 

実習生の採用試験は、組合と送り出し機関が徹底的にサポートしますので、企業様には、安心してじっくり採用者を選んでいただくことができます。

採用決定後、実習生は母国の日本語学校で半年間、日本語・日本での生活や仕事について勉強します。

次回は、日本語学校の様子をお伝えいたします。